梅雨時期は注意 気圧や気温の急変で歯周病が悪化
- スタッフブログ
皆さん、こんにちは。もうそろそろ梅雨に入りますね。
ジメジメとした日が続き、湿度や温度が高く、細菌が増える時期です。
こんな梅雨時期に、気圧や気温の変化後、歯周病は急激に悪化する場合がある、皆さんご存知ですか?
低気圧が通過してから1~3日後が要注意
気象変化によって生態の恒常性のバランスが崩れ、免疫力が低下することが要因だと岡山大学大学院医歯薬学総合研究科の森田教授は解説しました。
歯周病は、細菌の感染によって発症します。歯周病菌が歯の周囲組織に炎症を起こすのが歯周病の始まりです。
歯周病菌などの菌に対する免疫反応を引き起こすのに2~72時間とされおり、歯周病菌が歯周ポケットに侵入してから増殖して炎症を起こすまでの時間だと考えられます。
お天気を気にかけて早めの予防措置を
対策として、森田教授は『日頃の適切な歯磨きによって、プラーク(歯垢)や歯石の除去に務めてください。また気象状況を気にかけて、気圧や気温の変化が起きそうだと予測される時期には、洗口剤の使用や歯科衛生士による口腔ケアなど、早めの予防措置を心がけましょう』と呼び掛けています。
当院も皆さんのお口の中の健康のために、毎月院内新聞を発行し情報提供しておりますので、ぜひ遠慮なくお持ち帰りくださいませ。
少しでも皆さんのお口の中の健康に役立てれば幸いです。