あのころから、歯は変わりましたか?検診を休んでいるあなたへ
お久しぶりです。
あの頃から、歯は変わりましたか?
——検診を休んでいるあなたへ
こんにちは。きりの歯科クリニックです😊
受付のカルテを見ていて、ふと気づくことがあります。「この方、最後にいらしたのは1年前だな」「この方とは、もう3年お会いしていない」。忙しい毎日の中で、歯科医院に足を運ぶ優先順位が下がってしまう気持ちは、よくわかります。痛みがなければ、つい後回しになってしまいますよね。
でも、歯科検診だけは、どうか「また行ってみようかな」と思い出していただきたいのです。今日は、検診を続けるメリットと、中断してしまった場合に起こりうるリスクについて、正直にお話しします。
検診の最大のメリットは「痛みが出る前に見つかる」こと
歯科の病気は、初期段階ではほとんど自覚症状がありません。むし歯も歯周病も、静かに進行します。痛みを感じたときには、むし歯が神経まで達していたり、歯周病がかなり進んでいたりすることが少なくありません。
定期的な検診では、こうした初期の変化を早期に発見できます。小さなむし歯なら削る範囲も小さく、通院回数も少なくて済みます。歯周病も、歯ぐきの状態を定期的に確認することで、進行を抑えながらお付き合いしていくことが可能です。
🌸 「治療が軽く済む」ことは、「時間と費用が軽く済む」ことでもあります。検診は面倒に感じるかもしれませんが、結果的に一番効率のよい通い方なのです。
検診の頻度は「あなたの口の中」に合わせて決めています
「検診は半年に一回」と一律に決めている医院もありますが、当院では患者さんお一人おひとりのお口の状態に合わせて、通院間隔を決めています。
歯ぐきの状態が落ち着いている方でも、1ヶ月・2ヶ月・3ヶ月という短い間隔で継続的に確認が必要なケースもあります。逆に、状態が安定している方は3ヶ月ごとの検診で十分なこともあります。いずれにしても、自己判断で「もう大丈夫」と間隔を空けてしまうと、気づかないうちに状態が変わってしまうことがあります。
「自分は何ヶ月ごとに来るのがいいのか」を知るためにも、まずは一度、現在のお口の状態を確認させてください。そのうえで、あなたに合った通院ペースを一緒に決めていきましょう。
治療を中断すると、何が起きるのか
では、治療を途中でやめてしまったらどうなるでしょうか。ここが今回、一番お伝えしたいところです。
むし歯の治療で詰め物をした場合、その周囲の隙間から再びむし歯になる「二次カリエス」のリスクがあります。治療はゴールではなく、メンテナンスのスタートです。中断すると、せっかく治した歯がまた悪くなってしまいます。
歯周病は痛みが出にくく、気づかないうちに歯を支える骨を溶かしていきます。治療を中断すると、歯ぐきの腫れや出血が再び現れ、進行すれば歯を失う原因にもなります。日本人が歯を失う最大の原因は、実はむし歯ではなく歯周病です。
中断した状態から再開すると、最初からやり直しになることがあります。結果として、通院回数も費用も当初の予定より大きくなりがちです。「あのとき続けていれば」という声を、私たちは何度も聞いてきました。
歯周病は、糖尿病や心疾患など全身の病気と関連があることが知られています。お口の健康は、体全体の健康とつながっています。
「久しぶり」でも、大丈夫です
ここまでリスクをお話すると、不安にさせてしまうかもしれません。でも、安心してください。久しぶりにいらしても、責めたりはしません。まずは今のお口の状態を確認することから始めます。治療が必要なら、優先順位をつけて、あなたのペースに合わせた計画を一緒に考えます。
「痛くないか確認だけ」「クリーニングだけ」というご来院でも構いません。まずは一歩、踏み出してみませんか。
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