管理栄養士×歯科衛生士が教える、体と歯にやさしいおやつの選び方
🍪 「砂糖不使用」のお菓子ってどうなの?
管理栄養士と歯科衛生士の視点から解説
こんにちは!寒さが本格的になり、クリスマスや年末年始など、お菓子を食べる機会が増える季節になりましたね🎄✨
皆さんは、お菓子を選ぶときに「砂糖不使用」「シュガーレス」「糖質オフ」といった表示を見かけたことはありませんか?
「砂糖が入っていないなら、虫歯になりにくいのかな?」「健康のために砂糖不使用のお菓子を選んだ方がいいの?」と気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、管理栄養士と歯科衛生士、それぞれの視点から、砂糖不使用のお菓子の選び方と、おいしく楽しむためのポイントをご紹介します!
そもそも「砂糖不使用」ってどういう意味?
「砂糖不使用」と表示されている食品は、原則として製造過程で砂糖を使用していないものです。ただし、砂糖を使っていなくても、果物由来の糖類や、はちみつ、シロップなどが含まれている場合があります。
また、「砂糖不使用」と「糖類ゼロ」は同じ意味ではありません。
例えば、果物のピューレや濃縮果汁を使ったお菓子には、砂糖を加えていなくても糖類が含まれていることがあります。
そのため、パッケージの表面だけで判断せず、原材料名や栄養成分表示も確認することが大切です。
🌸 管理栄養士の視点:
砂糖の有無だけでなく、エネルギーや糖質、脂質なども含めて、食事全体のバランスを考えながら選ぶことをおすすめします。
砂糖不使用なら虫歯にならない?
実は、砂糖不使用のお菓子でも、虫歯のリスクがなくなるわけではありません。
虫歯は、お口の中の細菌が糖類を利用して酸をつくり、その酸によって歯が溶かされることで進行します。特に、虫歯の原因になりやすいのが、砂糖に含まれるショ糖です。しかし、砂糖以外の糖類も、種類によっては虫歯の原因になります。
例えば、ブドウ糖や果糖などを含む食品も、お口の中の細菌によって酸がつくられる原因になります。
さらに、虫歯のリスクには、食べ物に含まれる糖類だけでなく、食べる回数や時間、歯磨きの習慣、唾液の働きなども関係しています。
✨ 歯科衛生士の視点:
甘いものを完全に我慢することよりも、食べ方と毎日のケアを意識することが大切です。
管理栄養士おすすめ!おやつ選びのポイント3つ
「砂糖不使用」という表示だけでなく、原材料名や栄養成分表示を確認してみましょう。糖類の量やエネルギー、脂質などを見比べることで、自分に合ったお菓子を選びやすくなります。
また、ナッツ類や無糖ヨーグルト、チーズなどもおやつの選択肢です。たんぱく質やカルシウムなど、食事で不足しがちな栄養素を補うことにもつながります。(※ナッツ類は小さなお子さんには窒息の危険があるため、年齢に応じた配慮が必要です)
お菓子を少しずつ何度も食べていると、お口の中が酸性に傾く時間が長くなり、歯が溶けやすい状態が続くことがあります。そのため、おやつは時間を決めて楽しみ、長時間だらだら食べ続けないようにしましょう。甘い飲み物を少しずつ飲み続ける習慣にも注意が必要です。
健康のために、好きなお菓子をすべて我慢する必要はありません。例えば、無糖ヨーグルトに果物を加えたり、素焼きのナッツを取り入れたりするのもおすすめです。大切なのは、砂糖の有無だけで判断するのではなく、栄養バランスや食べる量、食べ方を意識することです。
歯科衛生士おすすめ!食べた後のお口のケア
おやつを楽しんだ後は、お口のケアも忘れずに行いましょう🦷✨
🌸 食後は、フッ素配合歯磨き剤を使用して歯を磨く習慣をつける
🌸 歯ブラシだけでは届きにくい歯と歯の間は、デンタルフロスなどを活用する
🌸 外出先などですぐに歯磨きができない場合も、食べたままにせず、可能なタイミングでお口を清潔にする
🌸 定期的に歯科医院で検診を受け、自分に合ったケア方法を確認する
特に、歯と歯の間や奥歯の溝は、汚れが残りやすい場所です。毎日の歯磨きに加えて、歯科医院で磨き残しのチェックやブラッシング指導を受けることも、虫歯予防につながります。
まとめ:表示だけで判断せず、おいしく健康的に楽しもう!
砂糖不使用のお菓子は、砂糖を控えたい方にとって選択肢のひとつです。しかし、砂糖を使用していなくても、ほかの糖類が含まれている場合があり、虫歯のリスクがゼロになるわけではありません。
管理栄養士の視点では、原材料や栄養成分を確認し、食事全体のバランスを考えること。
歯科衛生士の視点では、食べる回数や時間を意識し、日々のお口のケアを続けること。
この2つを意識することが、体と歯の健康を守る第一歩です。
クリスマスや年末年始も、好きなお菓子を上手に選びながら、楽しい時間を過ごしてくださいね!
お口の健康について気になることががあれば、ぜひお気軽に当院のスタッフにご相談ください😊

